外壁塗装の劣化症状②「クラック」
船橋市のみなさん、こんにちは！
外壁塗装・屋根塗装専門店のTRSです！
今回は
Contents
『外壁塗装において劣化症状のクラック』
について書かせていただきます！
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クラックとは？
クラックとは、外壁にできてしまった「ひび割れ」のことです。クラックには２種類あります。
クラック（ひび割れ）の幅が0.3㎜以下、深さが4㎜以下の微細なクラックを
【ヘアクラック】と言います。ヘアクラック状態であれば、緊急性という点ではそこまで慌てる必要は
ありませんが、クラックが大きくなってくると危険ですので、日々チェックは必要です。
クラックの幅が0.3㎜を超える大きなクラック、別名構造クラックとも言います。構造自体に影響を
及ぼす可能性高い、非常に危険なクラックです。外壁内部から外壁材そのものが割れている
可能性が高く、建物自体の強度の低下や雨水の侵入による外壁の劣化、腐食などの被害を
及ぼす可能性もあります。
【ヘアクラック】
【構造クラック】
クラック（ひび割れ）の原因
・経年による塗膜劣化
日光や紫外線の影響で劣化した塗膜が素地の膨張収縮に耐えられなくなることで塗膜に亀裂が
生じます。チョーキングなどの塗膜劣化の症状が現れたら、早めの塗り替えをおすすめします。
・施工自体に問題
塗料の耐用年数に比べて、極端に短い期間でヘアクラックが発生してしまった場合、施工時において
適切な塗料の乾燥時間ではなかったり、素地と塗料の相性や特徴を理解しないまま業者の方が
施工してしまったなどの問題も考えられます。
クラック（ひび割れ）によるリスク
・雨漏り
クラックが起こると、そのクラックから雨水が侵入し室内に雨漏りしたり、建物を支える構造体にまで
悪影響を及ぼし、外壁材の剥離や内部構造の崩壊を招いてしまうことにもなりかねません。
・建物自体の耐性が落ちる
クラックを放置し劣化が進行すると、サイディングやモルタルの下地が腐食し、外壁材そのものを
取り替える必要が出てくる可能性があります。さらに、侵入した雨水は外壁内部にまで侵入し、
シロアリ等が発生してしまう可能性も出てきます。その結果、建物自体の耐性が落ちてしまい、
地震や災害に耐えきれなくなってしまいます。
・カビが発生し人体に影響を及ぼす
雨水が侵入するとそこからカビが発生しやすくなります。カビは人体に悪い影響を及ぼすので
そちらも注意が必要です。
・お住いの美観を損なう
クラックがあると美観が損なわれ、せっかくのお住まいが少し残念なイメージになってしまいます。
クラック（ひび割れ）の補修方法
クラックの大きさによって補修方法は異なります。
ヘアクラックの場合
ヘアクラックは大きなクラックではないので塗装で補修します。パテのような機能を持った
「フィラー」で下塗りをしクラックを埋めていきます。その上に中塗り、上塗りをしていきひびのあとは
すっかり見えなくなります。外壁の色もキレイになり、見違えるほどキレイになります。
構造クラックの場合
電動カッターなどを使いひび割れに沿ってクラック部分をV字にカットしていきます。
カットした箇所刷毛を使ってキレイに掃除します。その後V字にカットした箇所に※プライマーを
塗布します。（※プライマーとは、下地とシーリング材の密着性をよくするための下塗り材です。）
そしてプライマーが乾燥したら、シーリング材を充填します。ここで、シーリング材を丁寧に
充填することで、クラックの再発を未然に防ぐことができます。乾燥を待ったのちに
外壁塗装を行い、キレイな仕上がりとなります。
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